◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|めっせ〜じ|

/31:平和公園、そして龍馬像 /30:熊本から長崎へ /29:阿蘇山たい /28:熊本城見学 /27:初めての上陸 /26:仕事を納め、出発する /25:1年掛かりで読み終える /24:ノンホワイトクリスマス /23:地球が静止する日 /22:ラストウイーク /21:子供のカラオケ事情 /20:愛車の変身 /19:つつがなく忘年会 /18:車検中である /17:ピークである /16:歩いた気分 /15:いつの間にかETCは普及した /14:競馬場へ /13:愛車の領域 /12:予約でいっぱいである /11:常に潜む落とし穴 /10:アンチエイジングの方法 /9:我が愛車、次なる目標 /8:始まる裁判員制度 /7:デラ・ホーヤの終幕、そしてカネヒキリの復活 /6:ウォーリー、そしてK−1 /5:楽しみをただ並べる /4:予防の選択 /3:近付く車検 /2:ゴミの分別に思う /1:複雑な気分で的中を聞く/

<2008年12月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋

31(水) 

〔平和公園、そして龍馬像〕

▼長崎平和公園へ。
原爆資料館は休館だったが、公園の中の展示物をじっくり見て廻った。
広島に比べると非常にモニュメントが多いのである。そして、かの有名な平和祈念像の前へ。誰かモデルがいるのだろうか、その筋肉美に圧倒される。
多くの犠牲者に向かい、手を合わせ平和を祈念し、ここを後にした。

平和祈念像

▼亀山社中跡に向かう。
かねてから行ってみたかったところだ。
亀山社中とは、あの坂本龍馬が中心となって作った日本で初めての株式会社である。
後の三菱の前身とも言える会社なのである。
適当なところに車を駐車し、道標を頼りに向かうが、それはとんでもないところにあった。山の傾斜に立ち並ぶ住居の間の石段を登るのだが、観光地とはまったく思えないような、ほんとに閑静な住宅地である。しかしながら、こんなとこで火事なんか起きたら消防車も入れないだろうな、とか、ゴミの回収はどうやってやるんだろうとか、そもそもどうやって家を建てたんんだろう、とか、そんな余計なことを思わせるような場所なのである。

亀山社中へ

山のずっと上の方に、その亀山社中跡はあった。
跡と言っても建物はしっかり残っている。ごく普通の住居と言った佇まいである。現在、中の公開はされていないようだ。庭を覗くと、その一角に坂本龍馬の像が立っていた。
その昔、確かにここに龍馬がいて、日本の将来を思い描きながらここから長崎の街を見渡していたのかと思うと、感慨もひとしおである。

亀山社中

亀山社中

ここから更に上へと行くと、坂本龍馬像がある。腕を組み、長崎を見下ろす威風堂々とした龍馬である。
その傍らに、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」文学碑があり、小説の中の一節が記されている。
なかなか来るのには大変なところだが、ほんとに来た甲斐があった。そんな充実感を味わった。

坂本龍馬像

坂本龍馬像


30(火) 

〔熊本から長崎へ〕

▼熊本の締めは宮本武蔵である。
近くに武蔵塚公園があるとのことで探すが、なかなか見つからない。
同じところを何周かし、線路を辿ってなんとか辿り着いた。
さほど大きくもない公園には人っ子一人いない。この公園を見守るように、両手に剣を持った武蔵像が、でんと構えて立っているだけだ。
そもそもなぜこの地に武蔵なのかと言うと、武蔵の最期の地がここ熊本なのである。
公園の奥の方にひっそりと武蔵の墓がある。ここに鎧兜のまま葬られているらしいが、その真意は定かではない。
賽銭箱に賽銭を入れ、そして記帳し、ここを後にする。
ここ熊本には、ところどころに武蔵うどんと言う店がある。
公園の中にあるのは1号店だろうか。ここで数あるメニューの中から、武蔵うどんを注文し食べた。
うどんはきしめんの様な平麺である。中には餅が入っていた。
つゆはあっさり醤油である。熊本の料理は全体的に甘くてあっさりしているのではないか。
そんなことを思いながら熊本を後にした。

武蔵像

武蔵塚

▼高速道路は渋滞もなく快適である。
午後2時頃、長崎に到着した。
街に入ったとたん、異国情緒を感じる。
長崎港にある県営駐車場に車を停めた。30分140円、1日600円と非常に安い。
ここから歩いて散策することにした。
カステラの長崎堂があったので、ここでカステラを買う。
長崎と言えば、カステラだからだ。
鼈甲細工も有名なんだな。
買わなかったけど。
グラバー園へ入る。
トーマス・グラバー邸など、ここに明治初期の洋館が数多く残っている。
それにしても建物は贅沢な造りだし、ここから眺める風景もまた格別である。
その当時ここに住んでいた外国の商人たちが非常に羨ましい。
坂本龍馬なんかもここに何度も訪れたのだろうな。
夕方までじっくり見て廻った。

グラバー園

▼オランダ坂へ行ってみた。
ほんとにただの坂だった。
だがしかし、オレに取ってのオランダ坂は、村下孝蔵の歌の中に出てくる長崎の情景の中のオランダ坂であり、それがどんなものなのか、この目で見、そして歩けたと言うだけで大満足なのである。

オランダ坂

▼それにしても、今日の長崎は寒かった。
明日は、平和公園へ行って見ようと思う。


29(月) 120

〔阿蘇山たい〕

▼熊本と言えば、ここへ行かねば始まらないだろう。
阿蘇山。
阿蘇山と言って思い出すのはこれを置いて他にない。
「おいどんは阿蘇山たーっい!怒ればでっかい噴火山たーっい!」
いきなり何を言い出すのかと思う向きもあるかも知れない。大昔に見た秘密戦隊ゴレンジャーの3枚目キャラ、キレンジャーの決めセリフである。いまだに覚えているのだから呆れるほどのインパクトと言えよう。
その阿蘇山に今まさに来ているのだ。感無量と言う他ない。
熊本市街から約40分、一歩、足を踏み入れれば、高木のない一種独特で広大な風景に圧倒される。
火口までいっきに駆け上がった。
日によってはその煙が猛毒となり、そんなときは見学禁止となるようだが、危険性を示す回転灯は青、今日はどうやらその危険性はないようだ。それでもけっこうな煙が立ち上がっている。
こんな近くで火口を見るのは、ずっと昔に見た昭和新山以来ではないか。
なかなかの迫力に思わず火口底へ吸い込まれそうになった。
底に見えるエメラルドグリーンの水たまりは、非常に綺麗だが、やっぱり熱いのだろうな。当たり前だけど。
石の無人販売所で3ヶ500円の光る石を買い、ほんとに光るのか疑心暗鬼にかられながら、阿蘇山を後にした。

阿蘇山

阿蘇山

阿蘇山


28(日) 120

〔熊本城見学〕

▼熊本城を見学に行く。
熊本城は、名古屋城と同じく、加藤清政に築城していただいた。なぜか敬語だ。
まるで茶臼山と一体化した様に、変化に富んだ地形にそびえ立つ、言ってみれば実に立派な要塞である。
残念ながら明治時代の西南戦争でそのほとんどが消失したわけだが、今年、本丸御殿が復元され、公開された。新築の御殿は、ヒノキの匂いも漂い、中は実に豪華で綺麗な佇まいであった。
そんなわけで、城内を隅々までじっくり見て廻った。

熊本城

▼今年最後のG1レース、有馬記念であった。
熊本城で見ました。
これだからワンセグ携帯は便利である。
それにしてもダイワスカーレットの強さと言ったらないな。牝馬とは思えないパワーである。
当然、オレもダイワスカーレットは馬券から外せなかった。だがしかし、問題は2着馬である。
2着に来たのはアドマイヤモナーク。
寄りによって、2着が最低人気ってことはないじゃないか。
しかもモナークだ。
今年話題の山本モナ馬券かよ。なんか復活するって話だしな。
そんなことはこの際どうだっていい。
こうして、今年の競馬は惨敗で幕を閉じたのだった。

▼結局、名古屋の年賀状は本日、熊本で出したのです。


27(土) 

〔初めての上陸〕

▼昨晩は夜中に名古屋を出発。冷え込みがきつく、あちこちで雪が降っているとのことだ。きっと関ヶ原辺りは大変なことになっているだろう。そこで、新名神廻りで行くことにした。
見事な渋滞である。
けっこうな雪が降っているのだ。寄りによってオレ的に今日が初雪である。
2時間の渋滞ののち、名神に合流したあとは至って順調。
3時頃、兵庫県の三木サービスエリアに辿り着き、ここで仮眠を取った。
起きたら7時だった。
ここからはまったく渋滞もない。
そしてついに、生まれて初めて関門海峡を渡ったのである。
九州は熊本の地は、やけに日が長かった。
明日は取りあえず、城を訪問しようと思う。


26(金) 

〔仕事を納め、出発する〕

▼昨晩は年賀状で必死であった。
プリンターに付きっきりである。
宛名までは順調に進んだ。だがしかし、裏面、すなわち柄のある方の印刷中に突然プリンターの調子が悪くなった。しかもあと残り5枚というところでである。
なんておまえは意地悪なんだ。
叩いても、撫でても、舐めてもダメだ。あれこれやっているうちにいつしか夜もとっぷり更け、気が付けば夜中の2時だ。
昨晩は不本意ながらこれをもって諦めたのだった。
そして今日、無事仕事納めも完了し、なんとしてでも残りの年賀状を刷り上げ、オレは旅に出る。
くれぐれも帰省渋滞にだけは追いつかれないようにしなきゃな。


25(木) 120 100

〔1年掛かりで読み終える〕

▼ドストエフスキー著「カラマーゾフの兄弟」を読み終えた。
思えば読み始めたのが昨年の10月ではなかったか。
かれこれ1年2ヶ月だ。
どれだけ引っ張るんだよ。
なにしろ、分厚い文庫本5冊である。こんなもの一気に読めるはずなかろう。
「宮本武蔵」全8巻とか、「竜馬が行く」全7巻は一気に読んだけどな。
そもそも柄にもなくこんな小説を読もうと思ったのはどう言うことだったのでしょう。
単なる見栄か。それとも、ついうっかり手に取ってしまったのか。1年前のことなんか覚えてないよ。
いやきっと、運命の出逢いだったに違いない。
だったらもっと真剣に読んだらいいだろう。
なにしろ古典である。
それが古典であると言うことに、何か重みを感じ、強いては無意識的に己の視線から遠ざける結果となっていたのではないか。
だから1年だ。
オレなど足下にも及ばない。ドストエフスキーとは、それほどの男なのだ。
ああそうだろう、そうだろうともさ。

いよいよ、今年の仕事も終わりに近付いている。
みなやる気ゼロだ。
しかし、オレはやる気にならねばならない。
何がって、年賀状だ。
今日こそは、の意気込みでプリンターと格闘する所存である。


24(水)         60 100

〔ノンホワイトクリスマス〕

▼久しぶりに北海道の実家に電話した。
お歳暮を送って貰ったのである。
両親とも、変わらず元気で安心した。インフルエンザの予防接種もしたと言い、正月に向け、万端な冬を過ごしているようだ。
しかしながら、雪はほとんどないらしく、それはそれで雪はねの手間も無く楽であるものの、やはり何か妙な感じがすると言う。
そもそも今日はクリマスイブじゃないか。なのになんだ、北海道でさえホワイトクリスマスじゃないのか。これじゃまるで、クリープを入れないオレンジジュースみたいなもんじゃないか。普通だよ、それ。
せめて、正月くらいは雪がないと気分的に高揚しないのではないか。
雪のないかまくらはつまらないからな。
どうやって作るんだよ、かまくら。
それと、ちょっとした地元の話題になっているのは、例の市長の騒ぎだ。
お笑いタレントの息子の舞台に市長自ら妙な格好で出演したことが、全国に知れ渡ってしまったが、こちらではすでに忘れ去られたものの、地元ではいまだにその余波が続いているらしい。
市民はどう思っているのだろうか。さぞかし複雑な心境なんだろうな。

さあ、今年の仕事もあと残すところ2日だ。
何はともあれ、年賀状に取り掛かるとしよう。


23(火) 

〔地球が静止する日〕

▼こないだ休んだと思ったら、今日もまた休みだ。
いつも通りの時間に携帯のアラームが鳴ったので、うっかり起きてしまうところであった。嬉しい二度寝である。
せっかくの休日なので、映画を見に行った。
キアヌ・リーブス主演「地球が静止する日」である。
なんとなくそんな気もしたが、心当たりのあるストーリーである。
近い将来起きるかも知れない地球の運命をえらく遠回しに表現した映画なのではないか。
異星人が地球を生まれ変える次元上昇、つまりアセンションと言うやつである。
キアヌ扮する宇宙人の名は、クラトゥと言うのだが、もしかしてあの有名なクラリオン星人のことじゃないのか。もしやそのクラリオン星人の指示で作られた映画だったりして。
いったい何のためだ。
あらかじめ、地球人に免疫を付けさせるためだ。
いきなり、これから次元上昇しま〜す、って言われても、ちょっときついからな。
なんだか知らない間に痛い話になってしまった。
けっこう好きなんだよ、この手の話は。
ともあれ、こんなことがもし本当に起きてしまったら、防空壕にでも入らないと助からないな。
そんなレベルではない。
つまるところ、宇宙人がこの映画を通じて我々に言いたいこと、それは、地球を大事にしなさいと言うことだ。


22(月) 120 100

〔ラストウイーク〕

▼仕事もいよいよラストウイークに入った。
ラストウイークとは即ち、ラストスパートである。
ラストクリスマスを聴きながら、ラストスパートだ。
したがって、けっしてやり残しなどせぬよう、気張ってやり遂げねばならないだろう。
仕事もそうだが、ふと思い出したのはこれだ。
年賀状。
まだまったく手を付けていない。喪中や住所変更のチェックもまだの状態である。
毎年同じ事を言っているような気もするが、なにしろ年賀状を出し終えない限り、冬休みはないと言えよう。
と言うことはなんだ。あと4日しかないと言うことか。
そもそも元旦到着にはいつまで出さねばならないんだ。
まずそこからが分からないのだ。
ともあれ一番肝心な点は、プリンターがまともに動くのかと言う問題である。
なにしろプリンターを起動するのはこの時期だけなのだ。
まずはプリンターに手を合わせることから始めなければならないだろう。


21(日) 

〔子供のカラオケ事情〕

▼会社のY一家に誘われ、カラオケに行った。
Yには小学生の男の子がいるのだが、そりゃもう歌うこと歌うこと。
それになんだ、最近の子供は。
歌う曲はまったく大人と変わらないじゃないか。
最近のアニメの主題歌は、そのアニメ用の曲と言うわけでもないのでそう言うことになるのだろうが、それにしたって、こぶくろの「永遠にともに」を歌われた日にゃ、おじさん脱毛、いや、脱帽だよ。帽子被ってないけど。
それにしても、4時間である。ちょっと長いな。
なにしろただ黙って聞いていても間が持たない。こうなったら歌うしかないだろう。
元来、オレも好きだからね、カラオケ。

▼ガソリンは更に安くなっている。
本日、会員価格ハイオク104円であった。
200円になろうとしていた半年前がまるで嘘のようだ。
誰だ、300円になるかも知れないなんて言った奴は。
オレかも知れない。
なにしろこれだけ安くなれば、モチベーションは上がる一方なのだった。


20(土) 

〔愛車の変身〕

▼会社の大掃除であった。
天気も良く、絶好の大掃除日和と言えるのだろうが、いまいち乗り気がしない。
いったいどうしたと言うのだろうな、この気分。
そう言えば、元来片付けは苦手なオレなのだった。
それでも少しは片付いたのではなかろうか。
みんな頑張ってやってくれたからな。
つくづく他力本願である。

▼大掃除も終わり、すぐさまディーラーへと走った。
今日、愛車スカイラインが車検から上がってくるのである。
現地へ行くと、いままさに整備が完了したところであった。
費用の上限の目安を25万で依頼しておいたわけだが、結局掛かった費用は22万であった。しかしながら危なくプラス20万は掛かったかも知れないと言うではないか。
どうやらヘッドライトの光軸スクリューがいかれていたらしい。
なんだよ、光軸スクリューって。
もしこれによりヘッドライトを交換するとなると左右で20万は掛かると言うではないか。
そこをなんとか知恵を絞り、Z32の光軸スクリューを流用したと言うのだ。
なんだか良く分からないが、良く頑張ってくれたことは確かなようだ。
帰り際、担当のIはこう言った。
「もう新しいのを買ってくださいとは言いませんから、こうなったら骨董品になるまでとことん乗ってください」
ああ、そうだとも。そうするつもりだとも。
ようやくオレの気持ちが分かってくれたようで、なんだが嬉しいのだった。

支払いを済ませ、スカイラインに乗り込み、エンジンを掛ける。
そして、クラッチを踏んだ。
なんだこれは…
クラッチペダルが驚くほど軽いのである。
それはもう、スコンスコンと言った感じなのだ。
今回、クラッチを交換したのだが、これほどフィーリングが変わるとは思わなかった。
慣れるのにちょっと掛かりそうなくらいである。
そんなわけで、久しぶりの暖房に身体も心も温まる、愛車の車内なのだった。


19(金) 

〔つつがなく忘年会〕

▼忘年会、一次会は居酒屋武蔵、二次会はカラオケボックスであった。
カラオケは昨日やっと取れ、ホッとしたのだった。
思えば昨年よりもメンバーは二人減っている。
少々寂しげなのはそのせいか。
その中にあって、Yはすっかり良い気分で酔っぱらっている。
ただでさえでかい身体がふらふらしているものだから、なおいっそう鬱陶しいったらない。だけど、本人は楽しくてしょうがないのだろう。常に顔はニコニコしながら、身体はフラフラしている。やっぱり鬱陶しいったらない。
そんなわけで忘年会も無事終わり、いよいよ今年も残りわずかであることを実感するのだった。


18(木) 120 100

〔車検中である〕

▼現在、車検中の愛車であるが、取りあえず整備のリクエストとして、クラッチ交換、そしてエアコンの暖房冷房を切り換える部品交換を依頼していたわけだが、とりわけエアコンに関しては、この寒い時期であるにも関わらず、冷房しか出てこないと言う、なんとも聞き分けのないことになっていたため、その原因であると思われるエアミクスドアクチュエーターの交換を要望として提示していた。
そんな折り、ディーラーから連絡が入った。
「エアコンは至極快調に動いてますけどどうしますか?」
そうか、快調か、快調なんだな。
どうやら、何も問題がないと言うことを言いたいらしい。
なんとなくそんな予感がしていたが、そんなものである。
肝心なときに肝心な症状が出ないと言うのは今に始まったことではないのだ。
オレはその昔、夏になると良く鼻血を出していたものだが、この場面で鼻血が出てくれればラッキーと言うときに限って、さっぱり鼻血は出てこない。
それと同じである。
どう同じなんだよ。
ともあれ、エアコンの調子がいまは良くても、またいつ再発するかも知れない。
オレは、疑わしい部分は交換してくれと要望を出しておいた。
そんなわけで今週の土曜に愛車は上がってくる。
どれだけ快調になっているか、いまから楽しみなのだった。


17(水) 

〔ピークである〕

▼さすが年末と言うだけあって、その忙しさはもはやピークに達している。
さらに業務は増える一方だ。
ほんとに今年中に終わるのか、オレの仕事は。
しかしながら、ほぼ決まっていた物件が中止になると言うような事態も出始めている。
これが世界的不況の現れなのだろうな。
これまでまったく実感として沸いていなかったノー天気なオレだったが、ついにその影響が己の周辺にも及んできたと言うことを今になってようやく分かり始めた。
リーマンショックと言うか、いわばサラリーマンショックだな、これは。
まだサラリーマンは良い方なのかも知れない。今のところは。
なにしろ、まったくもってこの先どうなるかわからない、そんな当たり前な危機感を改めて思い知るのだった。


16(火) 

〔歩いた気分〕

▼今日はやけに歩いた一日だった。
どれくらい歩いたかと言えば、多く見積もって10キロ、少なく見積もっても5キロは歩いたのではないか。
どれだけサバ読むんだよ。
10キロ歩いた気分なんだからしょうがないじゃないか。
つまり、5キロと言えば、1里を越えているのである。
単位を替えれば偉いと言うものではない。
なにしろ一日某ビール工場の中にいたものだから、その行動範囲たるや、工場内を何周したか知れない。
今日ほど、万歩計が欲しいと思ったことはなかったよ。
万歩計があったからと言ってどうってことないけどな。
ともあれ、こんな生活を1年中続けていれば、恐ろしいほどの健脚になるだろう。
健康には歩くのが一番とはよく言ったものだ。
たまには歩くのも良いな、と思った今日であるが、残念ながらこの忙しいときにそんなことばかりもしていられない、そんな年の瀬気分なのだった。


15(月) 120 100

〔いつの間にかETCは普及した〕

▼オレの社有車にはいまだにETCが付いていない。
したがって高速道路を順調に走っていても、料金所でいったん止まると非常に悔しい思いをするのである。
それでも、ETCの普及により、最近では一般の料金所もそれほど混むことはなくなった。
それはそれでありがたい。
だがしかし、果たしてこんなことが許されるのだろうか。
前方に一般料金所が目に入った。運良く、車の列はなにもない。
オレはさっそうとその料金所へと入っていった。
そして、高速料金を払おうと、窓から500円を握った手を差し出した。
すると予想もしない事態がオレを待ち受けていたのである。
おじさんがいない。
つまり留守である。
通常であればそこにいるはずの係員のおじさんがいないのだ。
いったいどこに行ってしまったんだ。もしかしてトイレか。それとも年末ジャンボでも買いに行ったのか。
しめしめ。
何がしめしめだ。
ともあれこのまま素通りするわけにもいかないだろう。
仕方なくオレは車から降りて確かめようとした。その瞬間、後ろから、大声が聞こえたのである。
「すいませ〜ん!いま行きま〜す!」
何処ともなく、おじさんがやってきた。息を切らせながらやってきた。
「申し訳ありません。車からの落とし物があったもので」
それにしたって、料金所を空にすることはないだろう。
料金所も経費削減、人員削減なのだろうか。
これもETC普及による影響のひとつなのかも知れない。
そんな世知辛いことをふと思った高速道路のひとときであった。


14(日) 

〔競馬場へ〕

▼今週から中京競馬が始まり、さっそく行ってきた。
意外なほど渋滞はなかったし、それほど混雑もない。みな、有馬記念に向けて力を溜めているのだろうか。今日は入場料無料デーとのことだったが、どうせなら駐車場を無料にして欲しいな。
そんなぼやきが出るほど、馬券は全滅だった。
今日来たもう一つの目的は、毎年この時期に行う、香港G1の中継を見るためである。
最終レースが終わると、メディアホールに移動し、香港G1を観戦した。
日本から4頭の馬が参戦している。
G1馬はいないものの、そこそこ期待はできるメンバーだ。
しかし、結果はやはりそこそこであった。
唯一、2400mの香港ヴァーズに出走したジャガーメイルが3着に入り健闘するも、期待のスーパーホーネット他2頭はまったくもって惨敗の結果に終わった。
それでも、観戦のみんなは日本馬を応援し、ひとつになっていた。
応援もひとつ、ため息もひとつだ。
そんなこんなで、今年のG1もあと二つである。
なんとしてでも、有馬記念は取りたい。そんな一心で残り少ない師走を過ごすのだ。
もっと他に一心になることがあるだろうよ。


13(土) 

〔愛車の領域〕

▼ディーラーへ車検の打合せに行く。
相変わらず担当のIは、買い換えないのかとうるさい。
Iの客でこの型のスカイラインに乗っているのはすでにオレだけだと言うではないか。
ついにここまで来たか。
なんとなく優越感である。
こうなったらとことんまで乗るからと告げると、Iは半ば呆れたように笑っていた。

車検の整備内容について話そうとすると、その前に、と先手を打ち、Iはこう言った。
いくらまでならだせる?
そう来たか。
要は、手を入れようと思えばいくらでも掛かると言うのだろう。
したがって、事前の歯止めが必要だと言うのだ。
すでにそう言う領域に入っているマシンなのである。
クラッチとエアミックスドアアクチュエーターの交換は最低限やってもらった上で、取りあえず25万までと言う条件を提示した。
これでどの程度まで良くなるのかは分からないが、何とぞ今以上に元気になってもらいたいと願うばかりだ。


12(金) 120 100

〔予約でいっぱいである〕

▼1週間後の忘年会を控え、2次会のカラオケを予約しようと手当たり次第に電話するものの、どこもかしこも予約でいっぱいである。
どれだけカラオケ好きなんだよ、日本人ってやつは。
1週間前じゃ遅いってことか。それじゃいったいどれくらい前から予約したらいいんだ。
1ヶ月前か、3ヶ月前か、それとも1年前か。
そんな奴はいない。
なにしろオレとしたことがまったくもって油断していたよ。
昨年も同じ様な事をしていた様な気がする。まったく成長の跡が見えないのである。
そんなことで、インターネットをあちこち探していたら、カラオケ店オープンのお知らせのサイトを発見。良く見てみると、オープンは忘年会当日だ。
と言うことはなにかい。当日まで予約できないじゃないか。
この賭けはあまりにも危険である。
でも一応、最期の手段で取っておくとしよう。
結局、本日の予約作戦は失敗に終わった。
こうなったら、直前のキャンセル作戦に賭けるしかないと、まったく当てにならない作戦に誓いを立てるオレなのだった。


11(木)         60 100

〔常に潜む落とし穴〕

▼沖縄のMから電話があった。
6年間使い続けたパソコンと決別し、この度パソコンを買ったのだと言う。
よほど嬉しかったのだろう。心なしか声も弾んでいる。
その6年間使い続けたパソコンはここ名古屋にいた頃買ったもので、確かオレも一緒に店まで付き合ったはずだ。
さすがに6年も使うとCPUの非力さも際だつ様になり、思うようにソフトも動かなくなってきたのだと言う。
そしてついに今回おニューマシンとなったわけである。
しかしながら少々分からないことがあると言う。
電話をしてきた主な目的はこれであった。
内容を聞くと、地デジで撮ったデータをDVDに焼こうとしても焼けないのだと言う。
どうやらそのパソコンには地デジチューナーが付いているようだ。
メディアはCPRM対応を使っているのかと聞けば、それは店員に聞いてちゃんとそれ用のを買ったのだと言う。
だったら問題ないはずだが、ひょっとしてひょっとすると、ドライブ自体が地デジのデータに対応してないのではないか。まあ、そんなことはないと思うけど一応確認した方が良い旨言って電話を切った。
数時間後再びMから報告が来た。
どうだった?
すると、Mからこんな返答がきた。
「対応してませんでした」
なんてこった。まさかとは思ったが、やっぱりそうだったか。
それにしても、地デジチューナーが付いているパソコンにも関わらず、ドライブがそれに対応していないと言うのは如何なものか。
じれったいったらないな、こりゃ。
ま、その辺でコストダウンしているのだろうが、購入の際に一言説明があってもいいじゃないか。それがショップオリジナルの危うさでもある。
なんにせよいまさらどう言ったってしょうがない。
改めてCPRM対応DVDドライブを調達するのも気が引けるだろう。
こうなったら、ハードディスクを1台購入し、それを録画用にするのがいいのではないか、それが今のところ最善の策だろうな。そんな慰めになるようなならないようなアドバイスをして電話を切ったのだった。
なにしろ、どこに落とし穴があるか分からないな、まったく。


10(水) 120 100

〔アンチエイジングの方法〕

▼アンチエイジングである。
似ているがくれぐれもアンチジャイアンツではない。
誰も間違えないと思うけど。
如何にして若さを保つか、それは人間の永遠のテーマである。
永遠のテーマと言うだけあってそれはなかなかに難しい。何か有効な手だてはあるのだろうか。
どうやら、アンチエイジングの決め手は成長ホルモンらしい。
成長ホルモンが大きな役割を果たすと言うのだ。
だったらどうしたらいい。
一番手っ取り早いのは、ホルモン注射だろうが、聞くところによると、1本10万。それを1日2本打つのだと言う。
そんなものできるか。
だからと言って、ホルモンを食べればいいと言う問題ではないようだ。
だったら、己の身体から出るようにするしかないだろう。
しかしながら鼻血さえなかなか出ない昨今だと言うのに、いまさらホルモンなんか出るのか。
出るのである。
まず一番手っ取り早いのは、寝ることと、食うことである。
ま、確かに成長はしそうだよな。だがしかし、アンチエイジングとは違った方向に行ってしまいそうでとても危険だよ。
他に何か良い方法はないものだろうか。
ある。
成長ホルモンを出すためにいま最も有効な手だてとされているのはこれだと言う。
筋トレ。
筋力トレーニングにより、成長ホルモンが出ると言うのだ。
重いものを数少なくよりも、ある程度回数のこなせる重量をできるだけインターバルを少なくする。そうすることによって筋肉が虚血状態となり、それを補うために脳が成長ホルモンを出せと指令するのだ。
つまりこう言うことだ。
筋肉をいじめる→筋肉の疲労を助けるために成長ホルモンが分泌する→若さを保つ
これは科学的も立証されているらしい。
そこでオレの日課である腕立て伏せが生きてくるのだ。
こうなったらやり続けるしかないな。
逆に言えば、これができなくなったとき、己の肉体の衰退のとき来たりと言えよう。
身体を上下するたびに、成長ホルモンが分泌しているのだと感じながら、オレは腕を立て続ける。
何かに取り憑かれたように。


 9(火)         60 100

〔我が愛車、次なる目標〕

▼ニッサンに電話した。
「え、車替えるって?」
「替えるかーっ!」
ディーラーのI氏とはいつもそんな会話から始まる。
車検の件で連絡したのである。
車検は1ヶ月前から出来ると言うことで、そろそろ予約をしなくてはと思ったのだ。
思えば前回の車検はけっこう掛かったな。なにしろ交換部品が多かった。しめて28万ほどいったのではなかったか。そろそろ替えればと言われるのももっともだろう。
しかし、まだまだだ。この車で行きたいところはまだ数多く残っている。大きく括れば、北海道、本州、四国と廻った。としたら残るは九州だ。なんとしてでも我がスカイラインHCR32でこれを達成しなくてはならない。オレが崇める宮本武蔵の最期の地でもあるのだ。是非、愛車とともにその地を踏みしめなければならないだろう。
ともあれまずは車検だ。基本整備の他に、クラッチ交換とエアコンのエアーミクスドアクチュエーターの交換を予定している。ざっと見繕って、20万近くはいくだろうな、きっと。それでも新車を買うことを考えれば安いものだ。いま満足いく車を買おうと思ったら、軽く400万はいくだろうからな。
100万出すから、我が愛車スカイラインを新車然にしてくれる人はいないかい。
無理だろうな、100万じゃ。


 8(月) 120 100

〔始まる裁判員制度〕

▼裁判員制度がいよいよ来年から始まるわけだが、オレは声を小にして言いたい。
正直言ってやりたくないよ。
と言うか、果たしてできるのか、素人のこのオレで。
そもそも参加できるのは一審までと言うではないか。
ってことはなんだ。せっかく真剣に取り組んだところで、二審三審で簡単に覆っちゃうんじゃないのか。
それじゃ、いまいちやる気が出ないのではないか。逆に言えば、気楽にやれると言うことだけれども。
ともあれ、すでに候補者の元へ通知が送られ始めていると言う。
確率的にはめっぽう少ないと聞く。
まあまずオレの元へは来ないだろう。
もし万が一選ばれたとしたら、己のメガトン級のくじ運のなさを恨むよ。
いや、むしろくじ運があると言った方が良いのか。
なんにせよ、こんなことで貴重なくじ運を使いたくないのである。


 7(日) 

〔デラ・ホーヤの終幕、そしてカネヒキリの復活〕

▼ボクシングは、オスカー・デラ・ホーヤの登場である。
いまだにゴールデンボーイと言うキャッチフレーズなのは少々違和感を覚えるものの、最初にそう付けられてしまったのだから致し方あるまい。デラ・ホーヤは引退するまで、ゴールデンボーイである。
WOWOWの生放送である。
デラ・ホーヤの相手は、マニー・パッキャオと言うフィリピン人であり、現在4階級制覇中の凄い奴だ。
オレ自身、始めてみる選手だが、過去の試合を見ると、なかなかスピードはあるし、戦った相手も錚々たる選手であり、それらをことごとく倒す辺り、並大抵の選手でないことが分かる。
それでも、デラ・ホーヤは2階級上だ。
その体力差からも負けるわけにはいかないだろう。
だがしかし、負けてしまったのだ。
なにしろ、パッキャオのスピードに付いていけない。もう打たれ放題だ。減量の影響は少なからずあるとは言え、まったくもって一方的な展開である。
そして、8ラウンド終わってのインターバル。ついにデラ・ホーヤはイスから立ち上がることなく試合を放棄。パッキャオの前に、TKOと言うなんとも悔しい敗戦を喫したのだった。
試合後のインタービュー。変わり果てた端正な顔で今後のことについてこう言った。
「戦いたい気持ちはあるが、フィジカルの面で付いていけない部分があると思う。今後、よく考えて的確な判断をしていきたいと思う。」
すでにピークを過ぎたのは明らかだ。ピークから2〜3年は経っているのではないか。
残念だがこの試合でデラ・ホーヤの終焉を感じた。
9割方引退と言うことになるだろう。
寂しい限りだがボクシング界のカリスマ的存在がまた一人消え去る。

▼ジャパンカップダートは感動的な結末となった。
優勝したのはカネヒキリ。
なぜ感動かと言うとだ。かつてはダートに敵なし、ダートのディープインパクトと呼ばれたカネヒキリがサラブレッド不治の病である屈腱炎を発症したのが約2年半前。普通ならばこれで引退である。しかし、陣営は諦めなかった。その長い治療期間を得て復活し、このジャパンカップダートと言う晴れ舞台の出走にこぎ着けたのである。それだけでも奇跡的なことなのに、並み居る強豪を相手にして、なんと勝ってしまったのだ。
苦労しただけに関係者の喜びと感動ははひとしおだろう。
おめでとう、カネヒキリ、と声を大にした気分で言いたい。


 6(土) 

〔ウォーリー、そしてK−1〕

▼予定通り、映画ウォーリーを見に行った。
その前にオレは言いたい。
始まるまでどれだけ待たせるんだよ。
予告編はまあ分かる。だけどせいぜい5分か10分じゃないか。
それなのに15分経っても始まらない。オレは次第に心配になった。
シアターを間違えたんじゃないかと。

それでも無事、ウォーリーは始まり、ホッとした次第である。
ウォーリー。
ETの様な、ロボコンの様な、ガンタンクの様な、そんな趣を感じさせるそのキャラクターは実に絶妙である。
一見、ポンコツ清掃ロボットの様でいて、実は科学の粋を集めて造られたロボットであることが分かる。燃料は太陽電池であり、人工知能も秀逸であるし、何と言っても特筆すべきは、その頑丈さだ。
爆発で吹っ飛ばされようが、宇宙空間に投げ出されようが、まったく意に介さない。なんて、クールなんだよ、おまえって奴は。
でもさすがに最後はハラハラしたね。
アニメのクオリティはさすがだ。人間が出てくるまではアニメと感じさせないほどである。
格好良く言わせて貰えば、人への思いやりの大切さをロボットに教えて貰った、そんな映画である。
なかなか良かったよ、ウォーリー。

▼K−1グランプリはなんともすっきりしない結末となった。
優勝候補ナンバーワンのバタ・ハリがやってしまったからだ。
何をやったか。
反則である。
倒れたレミー・ボンヤスキーに対して、踏みつけたのだ。
踏みつけられたらどうなるかお分かりだろう。
痛い。
当たり前だ。
結局、これにより試合続行不可能となり、バダ・ハリの反則負けとなった。
ボンヤスキーもあれくらい立てるだろう、とは思ったが、すでにやる気なし。
ま、そこまでリスクを負ってやるバカもいないだろうが、やって欲しかったね。
ゲスト解説の魔裟斗は実に良いことを言っていた。
「バダ・ハリには厳重な処罰をすべきです。1年間は出場停止でも良いくらいですよ」
よく言った、魔裟斗。
それを横で聞いていた主催者の谷川の困った様子がうかがえる。
きっと内心こう思っていたのではないか。
それだけは言って欲しくなかった。
なぜなら、バダ・ハリは今現在、掛け替えのないK−1のスターだ。それを魔裟斗の一言で、なんらかの処分を下さなければならないことになったのである。
これは興行的にも非常に痛いところだろう。
ま、それでもなんだかんだ分けの分からない理由で、処分を軽くするんだろうけどな。
そんなことばっかりやってると、K−1の将来は暗い。


 5(金) 120 100

〔楽しみをただ並べる〕

▼妙に暖かい雨の一日。
明日からは天気になるようだが、一気に寒くなるらしい。
昨日の話じゃないがくれぐれもインフルエンザには注意せねばなるまい。
そんなおり、女子社員は揃って予防注射を打ちに行ってしまった。
その流れに乗り切れないオレである。
いい加減、インフルエンザの話題はこのくらいにしておかないか。
もう少し楽しい話題をしようじゃないか。
と言っても、オレが楽しいだけの話だけど。
▼今週末はけっこう楽しみが多い。
それを無駄に並べてみよう。
まずは、映画を見に行かねばなるまい。ウォーリーである。
ウォーリーと言っても、”探さなければならない”ウォーリーではなく、探しても見つからないであろうロボットのウォーリーである。これはけっこう楽しみだったりする。

それと、K−1だ。
本年度のK−1ナンバーワンを決める大会である。
下馬評では、バダ・ハリが優勢であるようだが、オレは敢えて言おう。優勝はピーター・アーツであると。
個人的に応援したいのは、ルスラン・カラエフだけど。

日曜は、ボクシングがある。6階級制覇のオスカー・デラ・ホーヤの登場である。
相手は、3階級を制覇しているフィリピン人ボクサーらしいが、知らなかったよ、フィリピンにこんなに良い選手がいたとは。
フィリピン人ボクサーと言えば、亀田の噛ませ犬と言うイメージしかないからな。
凄い偏見である。

そして競馬は、ジャパンカップダートである。
今回はなかなかの粒ぞろいだ。それだけに予想のし甲斐もあると言うものだ。
1番人気は昨年度覇者の、ヴァーミリアンだろうが、他にも、元ダート王カネヒキリやサンライズバッカス、そして未知の良血カジノドライブなど蒼々たるメンバーが出走する。
見るだけでも価値があると言うものだろう。
しかし、馬券は当てなければなるまい。そりゃそうだ。

今週末は、なかなか楽しく疲れそうだ。


 4(木)         60 100

〔予防の選択〕

▼意外と皆やっているのは、インフルエンザの予防注射だ。
自慢じゃないが、オレは社会人になってからこれまで一度もやったことがない。
確かに自慢じゃない。
それと言うのも、自分自身インフルエンザで苦しんだ経験がなく、その恐ろしさを実感として持っていないからだろう。
しかしながら、いつどうなるか分からないのが人の運命だ。
ややもすれば、明日、おたふくになっているかも知れないのである。
この際、おたふくの話は置いておこうではないか。
周りの人の話を聞くと、やはりやった方が良いのかな、と言う気になってくる。
だがしかし、痛いらしいじゃないか、インフルエンザの注射は。
何が問題なの、問題にすること自体おかしいじゃないの大人なんだから、と、会社のN美に一笑に付された。
冷静にそう言われてしまえば身も蓋もないじゃないか。
ともあれ、予防注射で事前の手を打つか、それとも、なってしまってからタミフルを打って危ない目に遭うか、なかなか悩ましい選択なのだった。
なんにせよ、新型インフルエンザだけは避けなければなるまいと心に誓うのだ。
誓ったところでどうしようもないけどな。


 3(水) 120 100

〔近付く車検〕

▼携帯に知らない電話番号が表示された。絶対にオレオレ詐欺になんか騙されないと言う意気込みで電話に出たら、オートバックスだった。
脅かしやがって。
近付いてますけどどうですか、と言う店員。
どうやら車検の案内なのだった。
もうそんな時期なのか、と改めて気付いたわけだが、夏の北海道遠征前に一度点検に出しており、したがって今回の車検はそれほどでもないはずだが、そう言えば、クラッチを交換しようと考えていたし、それよりも何よりも、冷房しか出ないエアコンをどうにかしなければならないのだった。
エアコンは車検に関係ないけど、やっぱりこの時期暖房が出ないのは切ないったらないよ。
そんなこんなで、どうしたって出費の嵩む我が愛車なのだった。


 2(火)         60 100

〔ゴミの分別に思う〕

▼今月からゴミの分別が多少緩くなったようだ。
今まで不燃ゴミとされていた、繊維、ゴム、合成皮が可燃ゴミと一緒で良いと言うのだ。
どうやら、焼却炉の性能が上がったらしい。
これで、古くなった舶来のスーツや高級合成皮の靴をこれ見よがしに大量に出せると言うものだ。
そんなのないけど。
そもそも、高級合成皮の靴って、どこらへんが高級なんだよ。

ついでの様だがオレは言いたい。
ここまできたらいっそ、プラスチックも可燃ゴミにしてくれまいか。
現に隣町ではOKだと言うしな。
もしかして本当はすでに燃やせるんじゃないの。
それくらいの実力はあってもおかしくないはずだ。オレの目は節穴じゃ無いぞ。
そんな勘ぐりもしたくなると言うものだ。

ともあれ、燃やせれば燃やすに越したことはないのだろう。このままゴミが増え続ければ、いよいよ、ウォーリーに処理を頼むしかなくなってしまうからだ。
まだ封切り前だけどな、ウォーリー。
今週、見に行くぞ、こんちくしょう。

それよりも何よりもオレが言いたいのは、新聞の回収だ。
いちいち縛ることを義務付けるのはやめてくれ。
紙袋に入れればいいじゃないか。
面倒なんだよ、ばってんでヒモで縛るのは。
最終的にオレが言いたいのはそこである。


 1(月) 120 100

〔複雑な気分で的中を聞く〕

▼1ヶ月ほど前から競馬を始めたのはK田である。
しかしながら、競馬はそんなに甘いものではない。このオレが、うんざりするほど実証済みだ。
案の定、K田の馬券は連戦連敗、これ以上この状態が続けば家計にも支障をきたすのではないかと思われたが、今日、K田から電話があった。
当たりましたよ、昨日のジャパンカップ。
それはもう大喜びである。
やったじゃないか、と祝福したが、聞けばオレのお陰だと言うではないか。
なんかやったっけ、オレ。
話によると、K田はオレの言った通りに買ったのだと言う。
どうやら8枠から人気馬に流せば当たるとアドバイスしたらしいが、オレのことだ、たぶん適当なことを言ったのだろう。
ぜんぜん自分で言ったこと覚えてないし。
なにしろ、それが来てしまったのである。
しかも、3連単、3連複とダブル的中だ。
感謝されて嬉しいんだか、悲しいんだか、なんだか複雑怪奇な気分なのだった。




byクムラ〜





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