◆腕立て日記◆

千日の稽古を鍛とし、万日の稽古を錬とする。

体力維持か、単なる意地か、長年続けている腕立て伏せ。
ややもすると怠け気味になってくる今日この頃。
自分自身への叱咤も含め、ここに記す。

|Mail|

<2005年 6月>

     ◆腕立伏◆スクワ◆背筋◆腹筋 ◇時間

30(木) 120 100        【23:00】

▼朝、岐阜羽島へ赴き、午後からは、静岡の引佐へ行く。
なかなか走りがいのあるコースである。しかもこの暑さ。いくらクーラーを効かせても、ウインドウから入る直射日光が頭を今にも沸騰させそうで如何ともし難い。
▼水不足が懸念されている昨今であるが、浜名湖の水は見たところまだまだ豊富にあるようにも思える。
これがなくなったら、もうどうしようもないんだろうな。

▼早いもので、今日で1年の半分である。
大晦日の男祭りを見たのが、ついこないだのようでもある。男祭りばかりでなんだか恐縮だが、半年後にはまた男祭りである。だったら、たまには女祭りでもどうでしょう。
いったいどんな祭りなんだ。興味津々なのである。


29(水)         60 100【22:15】

▼やっと雨が降る。
雨乞いの甲斐があったというものだろう。
やってないけど。

▼現在、我がマシンに搭載しているDVDドライブはスーパーマルチドライブである。
なにしろ、スーパーマルチである。
どれくらいスーパーかと言うと、2層式DVDも焼けちゃう代物なのである。
確か、昨年の暮れ頃に買ったはずであるのだが、考えてみれば、いまだに使ったことがないのだった。
ぼちぼち使わねばなるまい。そう思い、オレはさっそく、ライティングソフトを起動した。
焼けませんでした。
何度やってもエラーが出るのである。
今頃気付くとは、なんとも呆れた話なのだった。


28(火) 120 100       【22:30】

▼名古屋34度。
いよいよまずいことになっているのではないか。
昨日、雨乞いをお勧めしたわけだが、絶好の雨乞いがあることをここに記そうではないか。
「マイムマイム」
あの有名なマイムマイムは実は雨乞いの踊りなのである。
マイムマイムと言えば、まず必ずと言っていいほど運動会に登場した踊りである。
だがしかし、運動会にマイムマイムはないじゃないか。
だってそうだろう。
先ほども言ったとおり、雨乞いの踊りである。
せっかくの運動会に満面の笑みで雨乞いをするやつがどこにいるんだ。
どういうつもりで、運動会にマイムマイムを採用したのだろう。

▼新潟では洒落にならないほどの大雨になっている。


27(月)         60 100【22:30】

▼今日も非常に蒸し暑い一日。
となると心配なのは水不足である。
ここ数年はそんなことはなかったものの、10年ほど前にもこのような状況はあり、何度か断水もしたのではなかったか。
なにしろ、汗だくになって帰ってからシャワーできないのは何より辛い。
是非とも、雨乞いの儀式をお勧めしたい。
お勧めしておいてなんだが、オレは恥ずかしいからイヤだ。


26(日) 120 100       【22:00】

▼燃えた一日。
確かに暑かったせいもあるが、それだけではない。
日中、ボクシングのタイトルマッチ見てやきもきした後、G1宝塚記念である。
連覇のかかるタップダンスシチーと昨年の年度代表馬ゼンノロブロイの2強対決であり、この両頭の一騎打ちムードと見られたレースであったが、結果は大荒れ。両馬共連対もできない結果と相成った。
優勝はスイープトウショウ。
なにしろ、牝馬の優勝は30数年振り、2頭目の快挙なのだ。
▼そして、オレに取ってもなんとも嬉しい結果となった。
万馬券ゲット。
桜花賞に続き、今期2度目であり、上半期G1にあってはダービーを加え3勝である。
こんなことは昨今なかなかないのではないか。
秋G1まで勝ち逃げしようかな。

▼夜は夜でPRIDEで燃えた。
桜庭の壮絶なTKO負け。
こんな残酷な試合を見て喜んでいるオレはいったいなんなんだと言う気もするが、見ることに意義があるのだ。見る人間がいるからこそ、彼らは頑張れるのだ。


25(土)         60 100【23:00】

▼どこもかしこもやけに渋滞な名古屋の道路。明らかにいつもと違う光景のように感じる。
どうやら、原因は万博なのではないか。
すでに万博も残り半分であり、いまさらと言う気もしないでもないが、やはり違うのだ。
名古屋を離れていたほんの10日とちょっとの期間でこんなにも様相が変わってしまうものなのか。
たまたまかもな。

▼旅行中、行った先では万博の雰囲気など微塵も感じられなかったことを思い出す。
まるで違う世界の出来事でもあるかのようだったのではないか。
無理もない、北海道はその昔、蝦夷共和国と言う日本とは別の国だったこともあるのだ。
ほんの一瞬だけど。
しかし、いまは正真正銘、日本である。
ああそうだとも、そうだともさ。
オレは、何を言ってるんだ。
そろそろまた万博へ行かねばな。


24(金) 120 100       【23:00】

▼ビアガーデンへ行った。
場所は名古屋駅前の大名古屋ビルヂングである。
あくまでも、ビルディングではなく、大昔からかたくなにビルヂングだ。
▼そもそもビアガーデンなるものに行ったのは、いったいいつ以来だろうか。
遠い昔、大阪で行ったような気がするが、覚えているのはなぜか、縦横無尽にブランコに乗るお姉さんである。
それくらい久し振りなのである。
どんな久しぶりだ、それ。
▼それにしても、ビアガーデンのこの騒々しさはなんだ。
そこは屋上であり、室外だと言うのに、まるで人の話が聞こえないくらいなのである。
さらに、外人がでかい声で歌を歌っているものだから、さらに話す人の声はでかくなる。
これがビアガーデンである。
そのビアガーデンでコーラを飲みながら、おはぎを食うのは、オレである。


23(木)         60 100【22:30】

▼撮ってきた写真を整理していると、その枚数、実に1080枚に及んでいたことが判明した。
オレはカメラ小僧か。

▼旅行中、入れたガソリンは385リッター。
600リッターは覚悟していたが、意外と少なかった。
燃費を計算すれば、リッターあたり、9キロ以上は走ったのではないか。
意外と長距離は燃費良かったんだな、スカイライン。
普段の走り方に問題があるとも言えるが。

▼北海道から帰ってきて、改めて感じること、それは、名古屋って、都会なんだなあ、と言うことである。
いくら奥地へ行っても、ちゃんと人がいることろは、さすがと言えよう。
サルだって出ないしさ。

▼一見、全国共通とも思えるコンビニであるが、ここにもしっかりと地方色がある。
例えば、おにぎりである。
赤飯のおにぎりはどこのコンビニでもあるが、こんなものは北海道にしかないだろう。
「甘納豆入り赤飯おにぎり」
北海道の場合、赤飯には甘納豆が当たり前である。オレは内地へ出てくるまで、それが至極当たり前だと思っていた。しかし、現実はそうではなかった。
懐かしさのあまり、思わず買ってしまったよ。
やっぱり赤飯は甘納豆じゃなきゃな。

甘納豆入り赤飯おにぎり


22(水) 120           【17:00】

▼昨日、仙台滞在が意外と長びいたこともあり名古屋帰還は果たせなかった。今日は神奈川から出発し、帰路へと向かった。
東名高速を走れば、気分はすっかり帰ったも同然である。
朝のうちかなり降っていた雨も、静岡に入った頃にはすっかり上がった。
途中、焼津魚センターに寄り、まぐろを食べ、再びゆっくりと名古屋へと向かう。
▼夕方、名古屋帰還。
長い旅は終わった。
総走行距離は、3、620キロであった。
にも関わらず、愛車スカイラインはトラブルもなく、実に元気よく走ってくれた。
明日は、旅の汚れをすっかり落として上げようと思う。


21(火)               【00:00】

▼昨晩は仙台までたどり着いた。
ここまでくれば、もうほとんど帰還したも同然と思いがちだが、実は青森〜名古屋間の3分の1を来たに過ぎない。北海道が精神的にもそれほど遠いと言うことなのだろう。

▼せっかくの仙台なので、松島を見ることにした。
松島と言えば日本三景の一つである。因みに他の二つは見たことがない。
▼平日だと言うのに、凄い人である。さすが松島と言うしかないだろう。
ところどころに、「奥の細道」が掲げられている。松尾芭蕉である。
「松島や ああ松島や 松島や」
誰でも知っている有名な句であるが、改めて見ると、あまりにも奥が深すぎて、何が言いたいのかオレにはちんぷんかんぷんである。
昨日の石川啄木といい、松尾芭蕉といい、オレに歌の素質はまったくないよ。

松島

▼いよいよ今回の旅行も終焉を迎えようとしている。仕事先からの電話も多く入るようになってきた。
そろそろ現実にもどらなきゃな。

20(月) 120           【00:00】

▼昨夜、函館市内を走っていて、偶然発見したのが、土方歳三記念館である。
発見してしまったら行かねばならないだろう。
入館料600円。1階が土方記念館。2階が石川啄木記念館になっている。
中へはいると、実に内容充実の展示内容ではないか。
愛刀、和泉守兼定、その他展示品をじっくり見て廻った。

土方歳三記念館

▼記念にと、ネクタイを買ってしまう。
なにしろ記念である。
土方歳三がデザインされたネクタイに他ならない。
いつするんだ、そんなネクタイ。
記念品とはそんなものである。
▼14時50分函館発フェリーびいな号に乗り、青森へ向かう。
フェリーの甲板から函館山を望み、土方も戦艦からこの風景を眺めたのだろう、と感慨深げにカメラのシャッターを切ったのだった。

フェリーからの函館山

▼夜更け前には青森に着いた。
あとはひたすら東へ向かって走るのみ。


19(日)               【00:00】

▼朝、父母に送られ美唄を発った。
美唄ICで高速に乗る。北海道の高速道路は非常に空いており快適である。したがって、つい、必要以上にアクセルを踏んでしまう。
サービスエリアでの休憩時、ふとスカイラインのリアガラスを見ると、見覚えのないステッカーが貼ってあった。
「ゆっくり走ろう北海道」
親父のしわざである。

▼苫小牧で高速を降り、日高方面へ車を向けた。
行った先はサラブレッド銀座。牧場が建ち並ぶ道道である。
その5丁目にあるのが、ナリタブライアン記念館であり、ここに、ナリタブライアンのお墓もある。ここに立ち寄りお参りしました。
記念にブライアンのキャップを買い、ここを後にした。

ナリタブライアンの墓

▼その後、行った先は静内である。ウインズ静内。運悪く、日曜と言うこともあり、思わず馬券を買ってしまいました。
「ウインズ静内」と記された馬券が記念として手元に残っただけだったのは言うまでもない。

▼夕方になってしまったので、ひたすら函館に向け走った。
▼函館着は21時過ぎ。赤れんが倉庫群の一角にある、ラッキーピエロと言うハンバーガー店に入った。
ここは有名人が多数来店しているらしく、店内には多くの写真が飾ってあった。あのGLAYはここのハンバーガーが大のお気に入りらしく、このことから、ここのハンバーガーはよほど旨いことがわかる。
オレはカレーを食べた。

ラッキーピエロ

▼ここでも土方歳三を発見。
「土方歳三ホタテバーガー」
ハンバーガーになった自分を見て、土方はきっとこう言うのだろう。
「今日からオレは、ホタテバーガーなのか」
そもそもハンバーガーの意味を取り違えているのではないか。時代的に無理もない話である。

ラッキーピエロの土方歳三ホタテバーガー

▼函館山に登った。またかよ。
先日は、霧でまったく見えなかったので、諦めきれず、今回こそはと登ったのだ。
見事な夜景だったなあ。
ひとしきり満足して山を下りた。

函館山の夜景

▼明日は本州上陸である。


18(土)               【00:00】

▼故郷、美唄を堪能した一日。
山奥へ入って行く。
美唄ダム見学。かつてこれほどじっくり見たことはなかったのではないか。
そりゃそうだろう。ダムをじっくり見るようなマニアックな若者はなかなかいない。

美唄ダム

▼そして、炭坑跡である。
いまや炭坑の施設はほとんど残っておらず、縦坑や開閉所などが見られる程度だが、無料で見ることができる資料館があり、そこを見学した。
特に炭坑に思い入れがあるわけではないが、美唄そのものが炭坑で栄えた町であることは間違いなく、全盛期の美唄を見ることは非常に感慨深いものがあるのだった。
▼美唄の町を廻る。
母校である中央小学校をまざまざと見たのは本当に久しぶりのことである。近くにある図書館も変わらずあり、学校帰りに良く寄ったのだが、借りた本はベーブルース物語、これしか記憶がないのはなぜだ。

美唄中央小学校

▼中学校は移築されており、元の場所は住宅地と化していた。
▼市立病院は、昔の煉瓦造りのままである。ここの床屋に良く行ったものである。

美唄市立病院

▼一昨年来たときには、まだあった旧美唄駅舎は、すでになくなっていた。
美唄のシンボル的歴史建物だっただけに、少々寂しい気分である。
▼いまや美唄の定番である、たつみで焼き鳥を買って帰る。
建物がかなり立派になっているのには驚いた。繁盛振りが伺える。

焼き鳥のたつみ

▼夜、妹とその子供たちが来て、庭でバーベキューをする。
なにしろ子供は5人だ。賑やかなことこの上ない。
土産は愛知万博グッズである。この地方ではかなりレアものだろう。
キッコロとモリゾウは知っているらしく、なぜか人気はモリゾウである。

▼明日、美唄を発つ予定である。


17(金) 120           【00:00】

▼朝、親父の友達のひとりである、カラスのカーコが遊びに来ていた。
さっそくオレも挨拶したが、まったく相手にされなかった。

カラスのカーコ

▼旭川の旭山動物園へ行ったのである。
旭山動物園と言えば、いま、全国的に話題になっている動物園であり、日本でもっとも活気があるとされている動物園である。
数十年前に行った覚えが、微かながらあるが、その記憶によれば、まったく冴えない動物園だったと言う記憶しかなく、まさか、こんなにも有名になろうとは、夢にも思わなかったのである。

旭山動物園

▼平日だと言うのに、かなりの人出であり、やはりその人気の高さが伺える。
他の動物園と何が違うのか、漠然と見ていると何も分からないが、よく観察すると、生き物をただ見せれば良いと言う、惰性的な手抜きがないことに気付く。
動物の説明書きはすべて手書きであるし、檻の中は、できるだけ自然の中で動物が生活しているようにデコレーションされている。
▼象がいれば、たいていの場合、その隣にいるのはキリンであるが、この動物園にはキリンは見当たらず、これもまた独自の手法なのかと感心しながら、ふと隣を見れば、そこにあったのは、「喪中」の看板だった。
どうやら、最近、キリンのタミオさんが亡くなったらしい。
これが、この動物園の人気の秘密である。

タミオの喪中

▼帰り途中、両親が一面の菜の花を見せると言って、深川方面へ立ち寄ったが、すでに時期は過ぎており、ちょっと残念だったが、それでも、散りかけの一面の菜の花もまた、北海道ならではの絶景なのだった。
とにかく、北海道の風景は果てしないのである。

散りかけの菜の花


16(木)               【00:00】

▼昨日は結局、小樽で宿が見つからず、札幌で宿を取った。
▼10時にホテルを出る。
ホテル前の道路は、御輿担ぎで賑わっていた。北海道神宮の祭りらしい。

▼コンビニに立ち寄り、駐車場で昨日小樽で買ったかまぼこを食べる。これが朝飯である。
なにしろ当てのない旅である。ナビゲーションもない。百均で買った、でかい地図だけが頼りである。
▼取りあえず支笏湖に行くことにした。
いったい何年振りだろうか。記憶が定かではない。
途中、目に入った看板で立ち寄った場所は、オコタンペ湖である。
こんな湖の存在はまったく知らなかった。そもそもオコタンペっていったい何なんだ。アイヌ語であることに間違いはないが、その意味がわからない。近くのおばさんが、しきりに、カトチャンペ、と言っていたが、いつまでもオコタンペの看板にまたがっていたのが邪魔で腹立たしかった。
したがって、オコタンペの印象は悪い。

支笏湖

▼千歳を経由して故郷の美唄へ向かう。
途中、インディアン水車の看板を見つけ、そこでカマンベールソフトを食べてみたりなどした。水車とはまったく関係がない。

▼夜、実家到着。
父母の出迎えを受け、さっそく地元の温泉に入りに行く。
昨年オープンしたばかりの温泉であり、その名も、ピパの湯「ゆ〜りん館」である。
「ゆ」のあとの、「〜」が、どういう意味なのか非常に気になるところだが、ま、せいぜい、クムラ〜の「〜」くらいのものだろう。
▼なにしろ美唄には似つかわしくない立派な建物である。しかも、駐車場には予想以上に車が停まっているではないか。
ひどい言われ方だな、おい。
平日だと言うのに、けっこう入っていた。やはり、どこへ行っても日本人は風呂好きなのである。


15(水)               【00:00】

▼函館である。
まずは腹ごしらえだ。朝市へ行き、食べたのは、土方丼である。
けっして、どかたどん、ではない。土方とは、新選組のひじかたである。
ここ函館は、土方最期の地として知られ、これにあやかった土産物や記念品が多く存在しているのだ。
土方丼を食べ、五稜郭への参拝は準備万端である。

土方丼

▼五稜郭タワーに登る。隣には建設中の新五稜郭タワーがあり、その高さからして数段グレードアップしている。
タワーに登ると、出迎えてくれたのは、やはり土方歳三であった。
写真にあるポーズそのままに実物大の銅像が鎮座しているのだ。
ちょっと老けているのが玉にきずだが、それも愛嬌と言うものだろう。

土方歳三銅像

一本木関門 土方歳三の墓

▼函館を出て、途中、大沼公園駅に寄る。
あくまでも駅でよい。目的は公園ではなく、団子である。
大沼団子。
なんの変哲もない団子だが、これが実にうまい。
10数年前食べた味が忘れられず、再びここに立ち寄ったのだ。
醤油とあんことゴマ。やはりどれも旨い。

大沼団子

▼下道で延々と小樽へ向かう。到着は夜。
腹が豪快に減ったので、カニをたらふく食べる。
さすがに今日は疲れた。


14(火) 120           【00:00】

▼フェリーを予約する。
港は青森港ではなく、下北半島の大間港である。
大間と言えば、まぐろが有名だが、今回の目的はまぐろではない。昔、行って感動した、仏ヶ浦をどうしても見たかったからだ。
▼ホテルのチェックアウトを済ませ、さっそく下北半島へ向かう。
それにしても遠い。海岸沿いを走ったかと思えば、延々とワインディングロードが続く。これだけ人気のない山道も珍しいくらいだ。まるで、何かが出てきそうな、そんな予感さえする。
サルである。
いきなり、目の前を横断する、ニホンザルの面々。
これが、あの日本最北端のサルたちか。
こんなことろで会えるとは、なんとも感無量であった。

下北のサル

▼ようやく、仏ヶ浦に到着。
駐車場には、他に車が一台停まっているだけである。この寂しさはまさに秘境と呼ぶにふさわしいのではないか。
木製の階段を降りる。こんなに遠かったかと言う思い。10数年前の記憶が薄い。
海岸を降りきれば、昔の記憶がまざまざと蘇る。海岸をそびえ立つ巨大な岩々。それは日本離れした風景であり、一見、セットではないかという錯覚さえ感じさせる。その壮大さは遠近感さえもおかしくさせるのである。

仏ヶ浦

▼感動に浸っている時間はそれほどない。フェリーの時間が迫っているのだ。
ここから30キロを30分で行かなくてはいけない。
しかし、ワインディングロードを30分は非常に厳しいノルマである。
予想通り、それは厳しい時間制限であった。半ば諦め掛けたが、なんとかギリギリ間に合う。
フェリー上の愛車

▼無事、函館に上陸。
愛車スカイラインも北海道2度目の上陸に感慨深げのようだ。
▼函館山に登った。
夜10時以降は車で登れるようだったので、スカイラインで行く。
上へ行くに連れ、キリが濃くなった。登り切れば、そこはまるで霧の摩周湖である。
何も見えないのだ。
しょうがないので、降りる途中の霧の晴れたあたりに車を停め、夜景観賞をした。
実に寒い夜景は、やはり世界一なのではないか。

霧の中の愛車


13(月) 120           【22:30】

▼北上を続ける。
少しずつ気温が下がっていくし、心なしか人の言葉も訛り始めたようでもある。
▼夜、青森に到着。
さすがにここまで来ると寒い。
取りあえず、腹ごしらえをしようとファミレスを捜すがなかなかない。これも青森の特徴なのか。
適当なビジネスホテルを捜し、駐車場へ車を入れる。駐車場のおじさんが目を丸くしオレを見て言う。
「寒くないんですか?」
Tシャツ1枚がよほど変わっているかのような口振りだ。
確かに、道行く人は上着を羽織っており、中にはフードを被っているものまでおり、こうなるとオレはやはり変な人である。
まだまだこの地方のGo To Summarは先のようだ。
▼ホテルのチェックインを済ませ、外に出ると、さっきまでやっていたはずのマクドナルドが閉まっているではないか。こんなことってあるのかよ。
マクドナルドの青森仕様である。なにしろ大ピンチである。
ふと見ると、近くにガストがあった。これほどガストに有り難みを感じたこともないだろう。中へ入るとやけにこじんまりした店内であり、まるで喫茶店の様な雰囲気を漂わせている。メニューがいつも見るものと同じであることで、ここがガストであると言うことを認識させる。
店員は訛っているのかと期待したが、まったく普通に話したので少々がっかりした。
偏見もほどほどにしないとな。
▼明日は青森を少し見てまわり、いよいよ北海道へ上陸する予定である。
フェリー、予約してないけど。


12(日)               【22:00】

▼タイソンである。前回いつやったか思い出せないほど久しぶりの試合である。
結果はTKO負け。
これほど弱いタイソンをかつて見たことがあっただろうか。確かに以前も負けたことはある。しかし、負けても目の輝き、鋭さは変わらなかったのではないか。しかし、今回は違う。なんだ、この弱々しさは。
確実にタイソンの時代は終わった。
いよいよタイソンの視野はK−1に向けられるのではないか。
そんな気がしてならない。

▼今日から旅に出る。
北へ向かう旅だ。それは果てしなく遠い道のり。
愛車スカイラインに、「厳しい旅になると思うが頼むぞ」と一言声を掛け、出発する。
無言のまま、ハイウエイを駆け抜けるスカG。エンジンは快調だ。
あまりにも順調すぎて何かイヤな予感がするくらいである。
その予感は的中した。
捕まったよ、捕まった、覆面パトカーに。
予感通りの事態である。
いきなりなことに少々落ち込んだが、きっと、この先の天からの戒めなのではないか。そう自分に言い聞かせ、再びスカGをハイウエイにのせたのです。


11(土) 120 100       【22:00】

▼大阪出張。恒例の会議である。
かなり疲れはしたが、終わった後の爽快感が倦怠感とともにドッと押し寄せる。

▼今日から梅雨入りである。昨年より3日遅いらしいが、そんなものかと言う思い。
梅雨に申し訳ないが、明日は晴れて欲しいと思うのだった。


10(金)         60 100【22:00】

▼かなり蒸し暑く感じられる一日だった。週間天気予報を見れば、傘のマークがずらりと並ぶ。いよいよ梅雨入りか。

▼敢えて言うならば、雨はイヤである。しかし、降らなければ降らなければで困ることになる。だったら百歩譲って、夜だけ降ってはくれまいか。
それがイヤだと言う人もまたいるのである。


 9(木) 120 100       【23:00】

▼日本がW杯出場を決めた明くる日の今日、皆で焼き肉を食いに行った。
関係ないけど。
週半ばだと言うのに、少々食べ過ぎてしまった。
食べ過ぎた後の腕立ての、なんと苦しいことか。
それでも体調の良い昨今の勢いで、なんとか最低ノルマは実行することができた。
これで土曜の大阪出張までのエネルギー補充は万全である。でも、気が重いよ。


 8(水)         60 100【22:30】

▼ワールドカップ予選、日本vs北朝鮮戦の世紀の一戦である。
キックオフも間近に迫るとすでに町中はひっそりとしてしまっている。皆、そそくさと帰宅し、その時を待ってテレビの前でスタンバイなのだろう。その頃、会社をすっかり出遅れてしまったオレは、同じく出遅れてしまった連中と、事務所のテレビで観戦となった。
前半はじれったいプレーが続いたものの、後半、一気に攻め立て、ついに均衡を破る柳沢のゴールが決まった。
しかし、いまひとつ盛り上がらない。観客がひとりもいないからだ。
まるで練習試合のようでもあるが、北朝鮮のその過激ぶりを見れば、それはやはり真剣勝負にほかならないのである。
そして、日本はついに悲願のワールドカップ出場を決めた。
その反面、気になるのは北朝鮮の今後の動向である。
くれぐれも、やめてくれよ、核なんか。


 7(火) 200 100       【22:30】

▼終日、事務所にこもってディスクワークの毎日である。ほとんど座りっぱなしの一日。このままでは足腰が弱ってしまいそうである。スクワット100回くらいではとてもカバーしきれないのではないか。かと言って10倍に増やすほどオレはバカではない。違った支障が出ることは想像に堅くないからだ。いやでも、座りっぱなしはイヤだからな。
やはり、歩かなくてはダメだ。ディスクワークには電車通勤がピッタリマッチしているのはこのためだろう。
決めつけるなよ。


 6(月)         60 100【22:30】

▼帰宅し、テレビを付けると今日も二子山親方の追悼番組である。
どうやら、ゲストは貴ノ花親方らしく、そうとなれば、突っ込んだ話題にはならないだろう。
それにしても、違和感を感じるのは、その貴ノ花の落ち着きっぷりであるし、それ以上に見ていて腹立たしいのは、ヘアースタイルだ。
いったい、なんだ、その頭は。
まるで取って付けたような髪型じゃないか。
男なら、パンチか角刈りにしたらどうなんだ。
勇気がいるだろうけどね。


 5(日) 120 100       【22:00】

▼このサイトのあちらこちらにメールフォームを設置しているのだが、その中の「たわごとですかーっ!」に設置してあるメールフォームがあまり意味のないことが分かった。たぶん個人情報保護の関係でTAGの規格が変わったのだろう。
そのままほっといてもいいのだろうが、一度気付いてしまうと気になってしょうがないたちである。「たわごとですかーっ!」のメールフォームを必死に削除する。ここのところ更新もさぼり気味ではあるが、数えればその数120作を越え、したがってただ削除するだけとは言え、なかなか骨の折れる作業である。
あとあとのことを考えると、ホームページのコンテンツはできるだけ簡素な方がいいかもなあ。

▼久しぶりに台湾ラーメンを食べる。台湾ラーメンと言えば味仙であり、味仙と言えば台湾ラーメンである。その発祥の地でもあり、名古屋名物の一つと言っても良いのではないか。
台湾ラーメンと言っても、けっして台湾のラーメンではない。店主が台湾出身であることから付けた名前である。
味はなにしろ辛い。しかし、辛いのが苦手なオレでさえも癖になるようなこくのある辛さなのである。


 4(土)         60 100【22:00】

▼先日購入したタイヤの試運転を兼ねて、セントレア空港まで愛車スカイラインを流した。以前のタイヤに比べ、食い付きがまるで違う。当たり前である。タイヤを7年も使う奴はなかなかいない。
▼セントレア空港は初めてである。
渋滞もなかったし、一頃の大混雑も一息付いたようである。
話題の飲食店街へ行ってみる。
なんだこれは…
そこは別世界。ロビーの人間はすべてこの4階に移動しているかのようである。
オレはさっさと諦め、オレを待つスカイラインを再び高速道路へと導いたのだった。


 3(金) 200 100       【22:30】

▼ガードレールに金属片。それは尖っており、しかも横に突き出していると言う。したがってこれを見れば誰もがこう言うのではないか。
「危ないじゃないか」
それほど危険な金属片であると言うことがわかる。
しかし、いったい何の目的で誰がやったんだ、こんなこと。
その数6000ヶ所にものぼると言うから、人一人の力ではどうしようもなく大変であるだろうし、つまるところ、ひとりくらい目撃者がいたっていいじゃないか。
なんとも不思議な出来事である。
だとしたら、やったのは人間じゃないかも知れない。犬なのか、猫なのか、せめて、サルくらいにしといたらどうだ。
立って歩く、レッサーパンダがいるくらいなのだから不思議ではなかろう。
しかし、彼らに取ってその行為がいったい何の得になると言うのか。オレには皆目見当が付かない。当たり前だけど。
だったらもしかすると、こうとも考えられないだろうか。
「生えてきた」
人の頭から金属片が生えると、かなり不自然であるが、ガードレールから金属片が生えてきても何らおかしくないのではないか。
どちらにせよ、もう少し、やんわりとした優しい形状で生えてきてもらいたいものだ。


 2(木)         60 100【22:00】

▼二子山親方の葬儀
テレビではあちらこちらで特番、
思わず、現役時代の貴ノ花の映像に見入ってしまう。
目を見張るその足腰の粘り強さ。やはり強かったと言う思い。いや、強いと言うよりも面白かったと言うべきだろう。いまの相撲にはない醍醐味と緊張感。いまよりも数段レベルが高かったことを再認識するし、その裏付けには、今では考えられない稽古の厳しさがある。
必ずや、日本大相撲は復活すると信じたい。


 1(水) 200 100       【22:30】

▼6月に入ってしまった。
ジューン ブライドと言うように皆さん知っての通り6月のテーマはGo To Summerである。いよいよ夏子の季節到来だ。
誰だ、夏子って。
なにしろいまが一番気候的に過ごしやすい時期であるのだが、いよいよジメジメした季節がやってくる時期でもある。気分だけはカラッと行きたいところであるが、頭をカラッとするのは少々いただけないので注意を要したい。
実は一番カラッとしてるのは、オレだったりする。



byクムラ〜





|Home|