◆たわごとですかーっ!!◆



▼01/8/18【日本陸上界の未来を考える】

世界陸上も大盛況で終わった。
少なくとも私には大盛況だった。この類の番組は大好きなのである。
今年もまた織田祐二の並外れたそこのけに大袈裟な司会振りを見ることができて、幸せな気分に浸ることができた。まあ、それほどのことでもないけど。
さて結果はと言うと、日本は、金0、銀2、銅1、であった。
これがいいか悪いかは分からないが、日本陸連は、95点の成績と言っている。新聞で見ました。95点だよ、95点。
ほとんど、満点に近いではないか。金が一つもないのにである。
これでいいのだろうか。
いや、けっしてこれで満足してはいけないのではないか。
だめだよ、そんなに簡単に95点なんか、やっちゃ。

まず問題は、なぜ、日本が陸上競技に弱いのかということである。
答えは簡単である。日本で生まれた競技がないからである。
ほんとにないんでしょうなあ。
現に、日本生まれの、柔道などは、苦戦と言われる時でさえ、金の1つや2つは取るではないか。
であるから、ここはなんとか、お家芸と言われるような競技を是非とも作る必要があるのではないか。
いまからでもけっして遅くはない。オリジナル競技を考案し、いち早くそれをものにすること。
一見遠回りの様であるが、それが金を取る一番の早道であると、私は提言したいし確信している次第なのである。

さて、いまある競技を見てみよう。どういう了見でそんな競技が出来たのか分からないような競技がたくさんあるではないか。
たとえば、棒高跳び。だれがあんな長い棒で、飛ぶなんてことを思いついたんだ。普通、あんな棒を使って飛ぶなんて考えつくのは、子供のほかないじゃないか。大の大人が何が悲しくて、あんな飛び方考えついたんだい、まったく。
ここで呆れてもしょうがないじゃないか。
そこで私は敢えて提案したい。
棒高飛びがあるんだったら、「棒幅跳び」ってのはどうか。
ただ、これだとインパクトがいまいちだ。しかも二番煎じと言われてもしょうがないかも知れない。確かにこりゃ二番煎じだ。
それでは、これはどうだ。
「マラソン棒高飛び」
42.195 キロをあの棒を持ちながら走る。 それはそれは壮観じゃないか。
ちょっと棒が邪魔かもしれないけどね。邪魔どころじゃないな。
折り返し地点で、観客ごとなぎ倒すかも知れません。そりゃ問題ですな。
とにかく、走っている最中に棒を地面に付ければ即失格なのである。
そして何しろその格好で42.195キロを走るのである。そして踏切一番、あのバーを飛ぶ!
失敗である。
散々42.195キロを走ったあげく失敗なのである。そのショックは計り知れないものがあるだろう。これほど過酷な競技が他にあるだろうか。これぞ男の中の男の競技だ。
やる男がいるんですか。
気を取り直して、「棒ハードル」ってのはどうだ。
ハードルをいちいち棒で飛ぶのである。あんたたち一体何者状態のこれもまた壮観であろう。そうかなあ。
なぜわざわざ棒を使う必要があるのか。敢えてここで明言することは控えよう。

しかし、やはり問題は発生する。
これらの競技は最初のうちはいいかもしれない。なんせ、日本が考案したのであるから。しかし、結局は海外に追い越されるのは時間の問題であろう。
なぜならこれら競技の根底には、やはり外国生まれの匂いのするものばかりなのである。そりゃそうだ、はっきり言ってほとんどパクリです。

そこで考えた。それなら、日本人が日本人であるがゆえに、日本人にしかできない競技を考案すること。
例えば、と言われれば、こう自信を持って答えようではないか。
「畳投げ」
これぞ日本人の文化である。日本人以外の誰が考え付こうと言うものか。
日本人でもなかなか考えつかないじゃないか。
でも、なんかありそうだな、とんでもない田舎行くとさ、、、
それならばこれならどうだ。
「関取り投げ」
「相撲協会ありがとう」と言わねばなるまい。
しかも、海外にはおいそれと貸し出し出来る代物ではない。
何しろ日本相撲協会の関取りなのである。数も限られているというものだ。
これほど、日本に有利な競技が他にあるだろうか。
ただ難点は、競技人口もほぼ100パーセント日本人であるということ。
これだけはつけ加えておこう。


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