◆たわごとですかーっ!!◆



▼01/8/07【気合いの秘密】

先だって世界陸上において、室伏広治が日本人として初めて投てき競技のメダルを奮取した。ハンマー投げである。
けっしてトンカチを投げている分けではないのだが、なにしろハンマー投げである。
この競技、見ていて誰しも「おやっ」と思うことがあるだろう。そう、あの気合いのタイミングである。
普通、競技における気合いというものは、力を出す瞬間に出す、というのが普通であろう。気合いもろともである。しかし、このハンマー投げは違う。
ハンマーを投げ離し、散々見送ったあとに、いきなり「あぁ〜!」とか「きえぇ〜!」とか奇声にも近い声を上げるのである。これは、なんの意味があると言うのだろう?
見ていてなんだか違和感があり奇妙である。まるで釈然としないのだ。あれだけの大声である。確かに投げる前やったのでは、気合いで体力が消耗してしまい、競技に支障が出るかも知れない。これではまずい。しかしなぜハンマーを投げる瞬間ではいけないのか?
もしそれが重量上げだとしよう。バーベルを差し上げ、降ろしたら、普通は「ふぅ」と一息付くのが普通だろう。しかしバーベルを降ろした瞬間「があぁ〜!」っと気合いを発するのだ。それは一般的にバーベルを足に落としたことであり、見ている方も無駄に心配してしまう。
また、100m走で走りきりゴールした瞬間に「おぉっ〜!」と気合いを発したとしよう。仮に勝った選手ならまだいい、負けた選手がそんなことしたら、気がふれたと思われてもしょうがないのでやめた方がいいだろう。
マラソンなんていったら、ゴールした瞬間、「あぁぁ〜!」なんて気合いもろともぶっ倒れ、ご臨終にとも限らない。これは非常に危険である。
新体操もまた大変である。可憐な選手が、競技も終わりポーズで決めたとたん、「きえぇ〜!」と奇声を発したとしたら、その場は得も言われぬ空気が漂うだろうし、華麗な競技のイメージは台無しである。しかも下手するとドーピング検査のやり直しとも限らない。まして、これが普通の新体操の姿であって、それを何の疑問を持たず普通にに観戦しているというのは、ますますまずいのではないか。
いや、待てよ。もしかしたらハンマーが飛ぶ内の数mは、「気」で飛んでるかも知れない。よく気功師が使う、あれである。
ハンマー投げの選手は「気」を取り入れているのだ、飛んでいるハンマーに向かって、気を発しているのだ。そうに違いない。
そういう話は今のところ聞いたことがないが。


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