パソコンを使う上でのちょっとしたコツなど、ざっくばらんに集めてみました。
少しでも参考になれば幸いです。

−目次−

●バックアップしておきたい重要ファイル
●電源ONで、モニターには何も表示されず
●OutlookExpressを数人で共有する
●アウトルックエクスプレス:受信メールの自動振り分け
●意味不明の英文メールが戻ってきた。
●WindowsのUpdateの通知が表示される
●ハードディスクのパーティションの考え方
●マザーボードのBIOSアップデート方法
●インターネットエクスプローラーのパスワード保存の方法。
●内蔵ハードディスクを増設する。
●LANを設定する。
●ドライバーを削除しようとしてもフリーズして削除できない場合。
●CDーRのトレイの開閉が不能になったり、再生、読み込みができなった場合。
●スキャンディスクが途中で止まる。
●レジストリーの最適化の方法
●増設したハードディスクが認識しないとき。
●ハードディスクのまるごとコピーの仕方
●起動時、勝手にネット接続してしまう場合
●JPEGファイルがプレビューできなくなった場合
●ハードディスクを増設した際、ドライブを1台目のハードディスクの後のドライブにしたいとき。
●ダイアルアップ接続のコネクト時間を短縮する


バックアップしておきたい重要ファイル

■アウトルックエクスプレスのメールデータのバックアップ

データのありかは、
\windows\applicationdata\identities\{ユーザーID}\microsoft\outlook express\
この中の拡張子がDBXのファイルをすべてコピーする。

復元は
アウトルックエクスプレスのメニューのファイル→インポート→メッセージを選択してDBXファイルを保存したフォルダを指定し、続いてインポートするフォルダを選択する。

■アウトルックエクスプレスのアカウントのバックアップ

アウトルックエクスプレスのメニューからツール→アカウントでインターネットアカウントの設定画面を表示させる。そしてメールタブに移動し保存したいアカウントを選択してエクスポートをクリックする。そして保存。

復元は、
さっきのインターネットアカウントの設定画面でインポートをクリックし、保存したIAFファイルを選択する。

■アドレス帳のバックアップ

データのありかは、
\windows\applicationdata\microsoft\address book\
この中の拡張子がwabのファイルをコピーする。

復元は、
アウトルックエクスプレスのメニューからファイル→インポート→アドレス帳を選択してバックアップしたwabファイルを指定する。

■お気に入りのバックアップ

データのありかは、
\Windows\favorites\
この中のファイルをすべて保存する。

復元は、この保存したファイルを元の場所にコピーする。

■ダイヤルアップネットワークのバックアップ
ダイヤルアップネットワークフォルダを開いて、バックアップしたい接続先アイコンをバックアップ先へドラック&ドロップする。
復元は、保存したDUNという拡張子ファイルをダブルクリックする。



電源ONで、モニターには何も表示されず

電源ONでピーピーピーと警告音、そしてモニターには何も表示されない場合のチェック項目


◆CPUの不良の可能性
   ・再度取付し直し
   ・低いクロックで試してみる
   ・他のCPUを付けてみる。
◆CPUファンの不具合
   ・接触不良〜シリコングリースの再塗布
   ・ファンの能力不足〜ファンの交換
   ・温度関知機能付きのファンか確認
◆メモリー〜差し込み不足・他のソケットにも刺してみる・別のメモリーを刺してみる。
◆ビデオボード
   ・差し込み不足
   ・AGPスロットの不良→PCIタイプのボードに替えてみる
   ・モニターとの接続を再確認
◆モニターの電源コード不良→コンセント差し込み再確認、他のコードに替えてみる。
◆BIOSの設定不良〜CMOSクリアー→電源抜いた上での電池外し、一日放置。
◆フロッピーのautoexec.batでBIOSのアップデートをしてみる。
◆キーボードの不良→外して起動してみる。
◆マザーボードの電池消耗〜新品に交換
◆電源容量不足〜CD−ROM、セカンダリHDを外してみる。
◆最小構成での起動を試みる。

これを全部やってみてだめならマザーボードの不良と思われるので
すぐにショップに持っていきましょう。


OutlookExpressを数人で共有する

メニューのファイル→ユーザー→ユーザーの追加→ユーザー名を入力し「パスワードを要求する」にチェックを入れる。→
パスワード入力ダイアログで、パスワードを設定する→あとは各々が使うときにユーザーを切り替えて使う。


アウトルックエクスプレス:受信メールの自動振り分けの仕方

振り分けたいメールを選択
「メッセージ」→「メッセージからルールを作成」をクリック
2のルールのアクションを選択で「指定したフォルダに移動」にチェックを入れる。
3のルールの説明のところで「指定したフォルダ」というところをクリック
振り分け先のフォルダを選択して「OK」を押す。
フォルダがなければ「新規フォルダ」ボタンを押して作成。
4のルール名に名前など適当に入れる。

これで次にメールを受信すると振り分けられる。


意味不明の英文メールが戻ってきた。

メールの件名に注目
「warning」〜警告:送信したメールは相手のサーバーが
一時的にダウンしているなどの理由で、配達が遅れている〜
再度送る必要はない。

「Returned mail」〜メールの返却:アドレスの間違いや大幅な
配達の遅れ〜再度送付する必要有り

「Returned mail:host unknown」〜アドレスが存在しなかった場合


WindowsのUpdateの通知が表示される

インターネット接続中しょっちゅうWindowsのUpdateの通知が表示されると
非常に煩わしいものであるが、これを回避するには、
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から
「Microsoft Windows 重要な更新の通知」を削除する。

ハードディスクのパーティションの考え方

FAT32におけるパーティションのサイズとクラスタサイズの比較。
ちなみにFAT16環境で2Gバイトのハードディスクを1ドライブと
した場合のクラスタサイズは、32Kバイトとなる。

パーテーションサイズ   クラスタサイズ
8Gバイト未満       4Kバイト
8Gバイト〜16Gバイト  8Kバイト
16Gバイト〜32Gバイト 16Kバイト
32Gバイト以上      32Kバイト

例えばクラスタサイズが16Kバイトの場合、2Kバイトのファイルを作成しても
ディスク上では16Kバイトの領域が確保され、余った14Kバイトは未使用のまま
無駄になってしまうということ。これをクラスタギャップという。
だから可能な限りクラスタサイズを小さくすることで、クラスタの無駄使いを
減らすことができる。
しかしクラスタサイズのみにこだわると、小さなパーティションばかりになって
しまい使い勝手があまり良くない。
パーティションの分割はディスク全体の容量とクラスタサイズのバランスを
考えて、最適なポイントを探すことがコツと言える。

20GBのハードディスクの場合、Cドライブに余裕を持たせつつ、クラスタギャップ
も抑えたいところです。そのぎりぎりの線が16:4という分割になる。


マザーボードのBIOSアップデート方法

マザーボードは「ASUS P5A」で説明します。BIOSは「AWARD」です。


注)BIOSのアップデートのときは、キーボードは日本語のデバイスが組み込まれていない状態になっているため、US101キーボードとしてしか使用できず、そのためキーに表示されている通りの文字が入力できないという不具合が生じて、非常にいらいらする。
下記の対比表を参考にして入力しましょう。

US101 JP106
バックスラッシュ(\)
アンダーバー(_)
マイナス(-)
コロン(:)
セミコロン(;)
プラス(+)
イコール(=)
ピリオド(.)
カンマ(,)
クォーテーション(')
ダブルクォーテーション(")

shift+ほ

shift+れ

shift+へ




shift+け


インターネットエクスプローラーのパスワード保存の方法。

   MICROSOFTネットワーククライアントをインストールする。

   コントロールパネルのネットワークを選択
   →MICROSOFTネットワーククライアントを指定して追加を押す
   →クライアントをクリックして追加を押す
   →MICROSOFTのMICROSOFTネットワーククライアントを選択して、OKを押す
   →コンピュータの識別名を適当に入れる
   →再起動
   →再起動後ユーザー名だけ適当に入力する。
   これでエクスプローラーでパスワード保存ができるようになる。

内蔵ハードディスクを増設する。

チェックポイント
・マザーボードのピンコネクタ(プライマリ、セカンダリ)ごとに、ハードディスクの
 マスターとスレーブの設定を行う(後ろのジャンパーピンで設定)
・ケーブルのコネクタの1番ピンとマザーボード、ハードディスクの
 1番ピンとを合わせてコネクタを差し込む。(ケーブルにピンクの色の
 付いた方が1番)
・電源ケーブルはハードディスク用は大きい方のコネクタなのでそこに差す。
・BIOSの設定
・STANDARD CMOS SETUP のメニューでHDDのTYPEをUSERにして
 MODEは、AUTOにする。
・FDISKで領域確保
 複数パーテーションに区切る場合、2、拡張DOS区画の作成を選択し
 最初に出る、拡張区画に使用可能な容量が表示されたらまずそのまま
 リターンしてその後、振り分ける容量を指定する。

LANを設定する。

・ネットワークに必要なのは、「MICROSOFTネットワーククライアント」と「TCP/IP」。
 なければ追加する。
・共有サービスを追加
 「追加」ボタン→「サービス」選択→「OK」→リストから「MICROSOFTネットワーク
 共有サービス」を選択しクリック
・名前を付ける
 「コンピューター名」にそれぞれのパソコンで異なる名前を
 「ワークグループ」は同じ名前を記入。

ドライバーを削除しようとしてもフリーズして削除できない場合。

  起動モードをセーフモードにしてここから削除を行う。
   (起動時F8を押すとセーフモードで立ち上がる。)

CDーRのトレイの開閉が不能になったり、再生、読み込みができなった場合。

  現在のスカジードライバーを削除し、スカジードライバーを最新版に入れ直してみる。
  あと、起動の際にCD−Rが認識されなかったからといって再起動せずに、一度電源を
  完全に切ってから再び起動してみる。

スキャンディスクが途中で止まる。

  MSーDOSモードで最起動し、SCANDISK/ALL を実行する。
  ただし少々時間が掛かる。

レジストリーの最適化の方法

パソコンを長い間使っているうちに次第に起動時間などがもたついてくる。
いろいろな原因があるが、レジストリの肥大化もその原因のひとつで
それを最適化するとある程度の効果がある。
  MS-DOSモードで再起動
「c:\windows\command\SCANREG /FIX /opt」と入力し実行する。

増設したハードディスクが認識しないとき。

・コントロールパネル→システム→デバイスマネージャー→ディスクドライブを開く
・GENERIC IDE・・・と・・・FLOPPY DISK以外のハードディスクのベンダー名を
 開く→開かなければ接触不良
・設定フォルダを開き”□INT13ユニット”の□をクリックしてチェック
  (もしチェック済のときそのまま進む)
・OKで閉じ、再起動

・MS−DOSプロンプトを開き「C:\WINDOWS」からFDISK
・FDISK起動から「5.ハードディスクの選択」を選ぶ
・現在のハードディスクを1番以外にする。
(追加のハードディスクが1台のときは、2番となる)
・現在のハードディスクが1番になっていないことを確認し「1.DOS区画/論理ディスクの作成」を選択
・作成したい区画を選択し、番号を入力

○パーテーションを1パーテーションで使用のとき
 ・「1.基本DOS区画の作成」を選択
 ・”最大容量で確保”→Y
 ・”DOS区画作成されました”→ESC
 ・初期画面に戻る→ESC

・WINDOWSの再起動
・マイコンピューターから新しいドライブの確認
・右クリックし「フォーマット」を選択
・フォーマット実行

ハードディスクのまるごとコピーの仕方
【その1】
注意事項

・仮想メモリ(スワップファイル)の設定をオフにすること。
 〜余計なスワップファイルまでコピーしないようにするため

・コピー自体はエクスプローラーでOK
 ルートホルダーで、すべて選択を指示してまるごとコピーする。

注:ファイルをコピーしようとして上記の設定をしても
スワップファイルなどコピーされず途中で止まってしまう場合、
(特にルートディレクトリのファイル)一つ一つのフォルダを
コピーしていった方がどこのファイルで止まったか確認しやすくて良い。

【その2】こっちが確実!
新しいHDをマシンに接続して、FDISKで領域確保(DOSプロンプトからFDISK)
再起動してフォーマット。
DOSプロンプトを起動する(DOSモードではない)ここから
「XCOPY c:\ d:\/c/e/h/r/s」(新HDをDドライブとした場合)と入力。
現在使用中のスワップファイルはコピーできないため、エラーメッセージが出るが無視して良い。
マシンの電源を切って、古いHDを外して新しいHDがCドライブとして
認識されるようにする。(新しいHDのジャンパーをスレーブからマスターに変更)
起動ディスクからシステムを起動して、FDISKを実行。
ハードディスクの領域をアクティブに設定し、再起動。
これで新しいHDでWindowsが立ち上がる。

起動時、勝手にネット接続してしまう場合

レジストリエディタを使って「ENABLE REMOTE CONNECT」の値をNに変更する。
その方法
 スタートメニューの「ファイル名を指定して実行」を選び、名前の欄に
REGEDITと入力し、OKを押す。これでレジストリーエディターが起動する。
表示メニューの「検索」を選び、検索する値の欄にEnableRemoteConnectと
入力し、「次を検索」ボタンを押す。
しばらくすると、結果の画面が出るので、画面下のステータスバーに
「マイコンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MICROSOFT\OLE]と
表示されているのを確認してから、ウインドウ右のEnableRemoteConnect
の項目を見る。
ここが”Y”になっていたら、この項目を”N”にしWINDOWSを
再起動する。

JPEGファイルがプレビューできなくなった場合

JPG.REG


ハードディスクを増設した際、ドライブを1台目のハードディスクの後のドライブにしたいとき。

HDを増設する際、もとのHDをC,Dのドライブとして設定していて
増設したHDがDドライブとなり割り込んでしまうことがある。
これをFドライブ以降とする方法は、FDISKで領域確保を行う際に
拡張MS−DOS領域だけを選択する。この拡張MS−DOS領域に
論理ドライブを作成すれば良い。
HDの接続の順番に関係なく、HDの基本MS−DOS領域から先に
ドライブを割り当てるためである。

ダイアルアップ接続のコネクト時間を短縮する。

ダイアルアップ接続のプロパティにあるチェック項目で必要なもの。
詳細オプション→「ソフトウエア圧縮をする」のみチェック
使用できるネットワークプロトコル→「TCP/IP」のみチェック
これでかなり接続時間短縮になる。

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