プラモデル製作請負人の隠された過去
レが小学生の頃、その当時の人気の遊びのアイテムのひとつにプラモデルがあった。自分も良くスポーツカーやら戦車やらのプラモデルを買っては作って楽しんでいた。
その中でも人気のプラモにロボットものと言うものがあった。鉄人28号やジャイアントロボ、マグマ大使なんてのもあって、ゼンマイで足を前後させて歩くというものだった。
そしていつもオレの腕を買いそして慕って近所の年下の子供がプラモを作ってくれと、プラモの箱を抱えてやって来たのである。オレは快く100円を徴収して(^^;)それを請け負っていた。そしてその依頼者達はいつも喜び満足した顔でオレの製作したロボットのプラモを大事に持って帰っていったのである。
ただひとつ、悔いが残り、また心残りだったこと、それは、必ずと言っていいほど片方の足を前後逆に付けてしまったことである。